確認画面は最低限にする
確認画面を固定の工程にせず、取り消し・再編集を容易にすることで、ミスをリカバリーできるようにする。
「入力 → 確認 → 完了」という画面遷移モデルは、業務をUI工程に縛り付けてしまうことがあります。
なぜこの考え方か
Section titled “なぜこの考え方か”| 確認画面に頼る設計 | 取り消しを容易にする設計 |
|---|---|
| 確認画面で「間違いを防ぐ」 | 取り消し/再編集で「間違いをリカバリー」 |
| 入力画面 → 確認画面 → 完了画面 | 一覧/詳細 → 編集 → 申請 |
| 実行前に確認させる | 実行後に取り消せる |
確認画面があっても、ユーザーは流し読みしがちです。
なぜ流し読みするのか? 人間の脳は認知コストを節約しようとします。「さっき入力した内容をもう一度読む」のは、脳にとって「同じ作業の繰り返し」に見えるため、省エネモードになって注意力が下がります。確認画面は、設計者が期待するほど「確認」されていません。
本当に防ぎたいミスは、「簡単に戻せること」で対処する方が効果的です。
ユーザーのゴール達成にどう寄与するか: 確認画面を通過する時間が省け、ミスしても即座にリカバリーできる。「安心して素早く作業を完了したい」というゴールに直結する。
避けたい構造
Section titled “避けたい構造”確認が必要な場合
Section titled “確認が必要な場合”確認とは「不可逆な操作を実行する直前に、その操作対象と結果を理解させること」です。
画面である必要はありませんし、固定の工程である必要もありません。
- 申請ボタン押下時の確認ダイアログ
- 差分ハイライトや影響範囲の明示
- 「この申請後は変更できません」の明確化
実装のポイント
Section titled “実装のポイント”- Undo機能: 操作直後に「取り消し」ボタンを表示
- 履歴保持: 直前の状態を保持し、ワンクリックで戻せる
- 再編集の容易さ: 確定後もすぐに編集モードに入れる
避けたいこと
Section titled “避けたいこと”- 確認画面が入力の直後に必ず挟まる
- 確認画面でしか全体を見られない
- 確認画面を通らないと保存できない
- 「確認画面=安全装置」という発想